掴んで離すな 心はアイオライト
昨日読了ついでに、エクセルでまとめているコミックリストを整理してみました。
思い出せる限り読んだ作品を全て記載してあります。
そのなかでおすすめをいくつか。
まず一番好きな作品は昨日も出しました『甘々と稲妻(雨隠ギド)』。『成長』をテーマにした美しくて感動する作品。
私の好きなジャンルは、日常ほのぼの系かクスっと笑える系なんですけど、そのどちらでもないこの作品がトップ。そのくらい大好きです。
次点で『うたかたダイアログ(稲井カオル』。
アルバイトをしている高校生二人がなんてことないちょっとした日常をちょっとだけコミカルに生きている、そんなお話。これは作者さんのセンスと私のツボがあまりにも綺麗に合致しているから。ちょこちょこ挟んでくるネタや軽妙な掛け合い、それらは飽きることはありません。これは三巻で完結なんですよね。それだけが残念。絵も素朴で、あっさり読める作品。
もうひとつ、ジャンルかぶりを考慮するとこの作品。『蒼き鋼のアルペジオ(Ark performance)』。
SFコミックになりますが、「霧の艦隊」という超艦隊によって世界の海路は封鎖され、閉ざされてしまった世界に風穴を開けるべく、主人公千早群像と「霧の艦隊」の「メンタルモデル(艦隊が産み出した仮初めの人格)」であるイオナが立ち向かうというストーリー。
この作品、とにかく戦闘がド派手でいかにもSF。擬似人格にすぎなかったメンタルモデル達が成長していき、アイデンティティについて考え始める。そこに霧と人類の新たな路があるのでは……?
非常にハイクオリティな作品なので是非。あとアニメの主題歌はナノが歌っているのも嬉しい。
他にも『高嶺の花なら落ちてこい!』や『ナルト』、『月刊少女野崎くん』など沢山ありますがこのくらいで。語り尽くせますね……。でもマンガbarに行ったときの店員さんは何を投げても打ち返してきたので(『ブルーサーマル』だけはご存知なかったのかな)、あのちしき量には遠く及びませんね。また行きたいね。
あそれと今日はほとんど眠れなかったのでCLベスト8の2試合のセカンドレグを見ました。
○ユベントスーアヤックス(ファーストレグ1-1 セカンドレグ1-2、トータル2-3)
ユベントスのホームで行われた第二戦。ユベントスは守備の要キエッリーニと前線のターゲット、マンジュキッチが欠場。アヤックスはタグリアフィコが累積で出場停止。代わりにマズラヴィが入ります。
アウェイゴールを奪って優勢なはずのユベントスでしたが、試合を通して不完全燃焼というか、歯車が噛み合いませんでした。攻撃もロナウドに依存してしまってますし、守備の戻りも少し遅かった。連動したプレッシングがなかったので簡単に中盤でボールを持たれ(アヤックスのキープが巧かったのもありますが)、バイタルも制圧されていました。それでもシュチェスニのセーブやルガーニなどの体を張ったDFで踏ん張ってはいました。そしてアヤックスは前半10分にマズラヴィが負傷。シンクフラーフェンとの交代を余儀なく。
もどかしい状態が続いていたアヤックスに襲いかかったのはやっぱり現代最高のプレイヤー、クリスティアーノロナウド。またもヘディングで押し込み、トータル2-1として有利に立ちます。アヤックスとしましてはそもそも点をとらないと勝てないので、より意識をクリアにしたのでしょうか。先制されてからモロにプレーの質が上がって来ましたね。そしてその6分後、34分。シェーネのシュートはDFに弾かれラインの裏にいたファン=デ=ベーグの前へ。素早く蹴りこみ同点弾。トータルイーブンに持ち込みました。当然ユベントスはオフサイドを主張しますが、完璧にオンサイド。
ここからアヤックスのターン。中盤は完璧にアヤックスに支配され、タディッチ、シェーネのテクニックに翻弄され、辛くもそれいこうの失点を許さず前半を終えます。
後半開始時、アッレグリ監督はディバラに代え、売りだし中19歳のFWケーンを投入。ディバラはちょっとロナウドきてから苦しい出来が続きますね。
しかし後半になってからもアヤックスのペース。いつユベントスは失点してもおかしくありません。
そしてついに後半22分、こちらも19歳のアヤックスのキャプテン、マタイス=デ=リフトが逆転弾を叩き込み一気にアウェイゴールでも有利に。ルール上ユベントスは二点をとらないと勝ち上がりは不可能。最悪の失点を与えてしまったユベントスは攻めようとするもアヤックスのカウンターに苦しみ、ツィエフがひとつネットを揺らすもオフサイドで安堵するシーンも。
ユベントスのチャンピオンへの挑戦はベスト8という予想外の所で終了しました。
CLを取るために獲得したロナウド、相変わらずの勝負強さでアヤックスとの2試合も点を取っていましたが、それでも遥かに実力でアヤックスが上回ってました。ファーストレグでみた強さは嘘ではなかった。アヤックスは強い。それだけに、このシーズンがビッグイヤーを取れるかもしれない本当に久方ぶりのチャンスです。デ=リフト、デ=ヨングらの主力は移籍が確実視されており、抜けたら確実に当分はチャンピオンになれる機会は訪れません。まさに千載一遇の好機。ロシアワールドカップでいうクロアチア、かつてのミラクルレスターみたいな感じです。
ユベントスは来期もアッレグリ監督で行くのでしょうか。確かに今の市場にアッレグリ監督以上の実力のある監督はいませんから続投が妥当でしょう。ディバラがより力を発揮できるようにアシストすることが大切です。
さて、もうひとつの試合。バルセロナーマンチェスターユナイテッドの一戦。バルセロナはファーストレグをオールドトラッフォードで0-1で制し、磐石の体制でユナイテッドをホーム、カンプノウに迎えました。
結果は3-0。バルセロナの圧勝とも言える試合内容でした。ファーストレグのときは大人しかったメッシはセカンドレグではうってかわって、素晴らしいプレーを披露。まさに「神」の領域に居ました。ヤングのロストを見逃さずキープし、奪いに来たフレッジの股を抜き、名手デヘアでもノーチャンスと思わざるを得ないコースに鋭く巻いて沈める。このプレーだけで試合は決してしまいました。あまりにも美しいプレーでした。ユナイテッドはなすすべがなかった。そしてその直後の20分、メッシがDFのタイミングをはずして右足でシュート。これはデヘアの守備範囲でしたがまさかのキャッチミス。この二点で点数的にも逆転はほとんど不可能になりました。
そこからはバルセロナはペースを落としてゆったりと試合をコントロール。ユナイテッドのプレスを持ち前のパスワークでいなしていきます。
後半16分、カウンターからコウチーニョの得意なエリアでの得意なシュート、ペナ前左からゴール右に巻いて決めるシュートを決めて万事休す。
スールシャール監督の采配もどこかちぐはぐに思えましたね。ルカクをベンチスタートも正直よくわからなかったし、交代を切るタイミングも遅かった。
完全にバルセロナが上回ってました。
まー朝から面白かったですね。明日も楽しみ。
今日は昼就活。夜バイト。おわり
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