またとない命燃やして
明治安田生命J1リーグ第12節vsサンフレッチェ広島 ○0-1
アウェイのエディオンスタジアムで開催されたフライデーナイトJリーグ、対広島戦。結果は0-1の勝利!2連勝!
カレーラスさんが稼いでいた勝ち点をたった2試合で上回ったミョンヒさんすげぇ!
先週ガンバ相手に3-1で完勝し、そのなかで見えてきたものとしては、
①自分たちのスタイルを固めない
②しっかり玉際を激しく奪いにいく
③シンプルにプレーをする
この三つだったのかなと。
①に関してはカレーラス就任以前までのロングボール→セカンドボールを回収→速攻
というテンプレートとカレーラス就任以降のポジショナルプレー→サイドからのクロスor中央からコンビネーション
という二つのスタイルの攻めのどちらかに偏るのではなく、状況に応じて選択していくという事ですね。基本的にセントラルが1枚最終ラインに降りて、ワイドに開いたCB2枚+キーパーの4人でビルドアップを行い、そこから中央を経由してサイドに開く。左はクエンカの個人技を中心として、右は開いたむうや松岡、原川の総力で支配力を高めていく。
③と通ずる所ですが、非常に90分通して分かりやすかったですね。
②はこれまで強かった頃の鳥栖の闘い方を取り戻しただけですね。怪我をも厭わず(気持ちとしてはです)デュエルを挑む。ハリルホジッチ前日本代表監督が口酸っぱく言っていたあれです。
広島戦でもこの三つのプレー軸に従って選手は試合を進めていました。
広島は目下四連敗中の相手。しかも点がとれていないことが課題。攻めの効果的なパターンはサイドの柏の個人技か中央のドウグラスヴィエイラに合わせたハイボールぐらいしかないのは、前節の広島ー仙台戦を見たときに感じていたので、この二つ、特に柏選手の突破を集中して抑えきれるかという部分は注目していました。鳥栖は結構エース封じは巧いのですが(フロンターレ時代の大久保とか、興梠とか)、個で突破してくる相手には滅茶苦茶弱いんですよね(柏しかり、家長しかり)。
ゲーム自体は86分に三丸のクロスをDFエミル・サロモンソンが弾こうとヘディングしたところ完璧なループになってオウンゴール。これが決勝点となり勝利しましたが、確かこの試合の鳥栖の枠内シュートは0本か1本だったと思います。相手キーパーの大迫くん(19歳、滅茶苦茶いいキーパーです)も仕事をするシーンはなかっただけに、このオウンゴールは不運でしたね。
勝ちは勝ちなので2連勝で、これは素直に嬉しい。
ただ枠内0という数字が物語っているように、ちょっと攻撃は機能してませんでしたね。ガンバは攻守ボロボロだったのであれは判断材料としては難しいですが、ある程度守備がしっかりしてるチーム相手だとやはりまだまだ課題は残ります。
クエンカがあまりボールに触れなかったので、ここが1つおさえられた時にオプションとしてどう攻めるか(個人的にはアンカー気味にバランスをとってる福田がもう少し攻め上がるプレーを見せてもいいのかなと思いますが)、それとトーレスさんが目覚めてくれないとやはりチームとして一段階上に上がれないのかなと。少ないチャンスを決めてほしいですね。いまのミョンヒさんのスタイルだとやっぱ先発はむう&トヨだとは思うのでそこでジョーカーとして何とか脅威を与えてほしい。師匠脱却して神の子へ。お願いします。
さて、次の相手は強豪鹿島。相手は三連勝中。うちは2014年以来の三連勝をめざして。この一戦はうちの今後の展望としても大事な一戦になります。三連勝して勢いに乗って駆け上がりたいですね。
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