砂岩魂

火曜まで頑張ればライブ、火曜まで頑張ればライブ…


ようやく我らがサガン鳥栖。カレーラス監督を招聘して、それまでの超守備的サッカーからの脱却、そして上位進出を狙います。


IN

MF

イサック クエンカ(⇦レウス) 完全移籍

樋口(⇦鹿屋体育大学)


DF

原 輝綺(⇦アルビレックス新潟) 完全移籍

ニノ ガロヴィッチ(⇦FCディナモ・ミンスク) 完全移籍

カルロ ブルシッチ(⇦FCアシュドッド) 完全移籍

GK

大久保拓生(⇦FC東京) 完全移籍

高丘陽平(⇦横浜FC) 完全移籍に切り替え

金珉浩(⇦輔仁高等学校)


OUT

FW

河野広貴(⇒東京V) レンタル

池田圭(⇒FELDAユナイテッド) レンタル

田川亨介(⇒FC東京) 完全移籍

MF

水野晃樹(⇒熊本) 完全移籍

DF

キムミンヒョク(⇒全北現代) 完全移籍

吉田豊(⇒名古屋) 完全移籍


Gk

権田修一(⇒ポルティモネンセSC) 完全移籍

辻周吾(⇒横浜FC) 完全移籍

赤星拓 (引退)

ファンティーニ傑(契約満了)



ごんちゃんの移籍はとても痛いのですが、もともと海外に行きたい上でその上で鳥栖を選んでくれたので、応援したいです。日本人ゴールキーパーで海外で活躍する人はこれまではいなかったので、やはり彼にはパイオニアになってほしいですね。

 そして、DF陣の移籍がかなりきついかな。鳥栖のスピリットを全身で体現してくれたキャプテン吉田豊の名古屋移籍、それからミンヒョクの移籍は驚きでしたね。ケガから復帰した後ではなかなかスタメンで出ることは少なかったですが、それでも対人の守備やキャプテンシーという点ではまだまだ必要な人材。というか三丸とのスタメン争いで完全に負けたわけではなかったんですけどね…。J1昇格以降藤田、水沼、吉田豊とキャプテン経験者がどんどん抜けていく負のジンクスがまた続いてしまうんですね…。ミンヒョクも高橋祐治、オマリの牙城をつぶせず…。まあ彼は母国韓国でも有数の強豪チームからのオファーだったので、まあ戻るいい機会だったというのもあるでしょう。新天地でも頑張って欲しいですね(ウチと当たるとき以外で)。


 一方で金崎夢生、フェルナンドトーレスら主力は揃って残留。昨シーズンの大半を棒に振ったイバルボ、および谷口が復帰しています。メンツだけではJ1の中でも最強クラスの攻撃陣。そこに更なるプレーヤーが参戦。イサッククエンカ、ペップバルサ時代にトップチームデビューを果たし、レギュラークラスとして活躍していたウインガーがやってきました。彼の場合は所属しているクラブがかなり経営が怪しくて、もうクラブの体を成していない状態なので鳥栖にとってはたなぼた的な部分もあると思いますが、まあいずれにせよ来てくれて本当にありがとう。バルセロナ仕込みの圧倒的なテクニック、周りをうまく使えるパサーとしての能力、そしてスペイン人。どれもトーレス、カレーラス監督の能力を一段上の次元に引き上げてくれる素晴らしい選手。これで前線はトーレス、金崎、クエンカ、小野、イバルボと破壊力抜群の人材。そこに復活を期す豊田やチョドンゴンが枠を奪い合う。鳥栖史上、かつてないほど楽しみな攻撃陣ですね。

 守備が少し不安でしたが、そこもニノとブルシッチを補強。外国人枠がかなりオーバーしていますが、どうやりくりするのでしょうか…。原も二年連続のオファーが実りましたね。新潟でずっと見ていましたが、確かに鳥栖にぴったりの選手とは思っていました。新潟が落ちたときに責任を感じて昨シーズンは残ったのでしょうか、チームが昇格出来なかったので満を持してというか、うちのオファーを承諾してくれましたね。もともとは激しさのあるボランチという評価でしたが、割とすぐに右サイドバックに転向し、多分鳥栖でも右サイドバックでの起用になると思います。藤田、小林の争いに食い込めるだけのポテンシャルは有していますので大変楽しみ。

 ごんちゃんの後を任せるキーパーもかなり大事な補強でしたが、そこには大久保拓生を補強。FC東京では林とのポジション争いが苛烈でしたからね、結局長谷川監督は林を多く使っていましたが個人的な感想では大久保のほうが堅実で安定感のあるキーパーだから、彼のほうがいいと思ってました。林は鳥栖にいたのでよく知っているのですが、派手なプレーで魅せるタイプのキーパーですが、その一方でちょっとびっくりなポカをしたり、ハイボールの目測を誤るところが時折見受けられてましたからね。大久保選手は現状、移籍しうる可能性があった日本人キーパーの中では最高の選手だと思うので、よい補強ができたと思います(私個人の感覚では彼は権田、東口、飯倉、秋元の次くらいには来る実力者だと考えています)。一方で昨シーズンレンタルで権田の下でセカンドキーパーとして経験を積んだ高丘も完全移籍で獲得し、彼もルヴァン杯ではよいプレーをしていてなかなかハイレベルなスタメン争いを展開できるのかな、と。期待に胸が膨らみます。


昨シーズンと大きな違いはやはり監督が変わったこと。マッシモ監督は確かに守備は安定した、そこは素晴らしいと思っています。実際なかなか点を取られる気配がない試合もいくつもあった。ただそれ以上に点を取れる気配がなかった。点を取らないと試合では勝てませんし何よりファンの数が減っていく。カレーラス監督はバランスを意識しつつ、点を取るサッカーを標榜しているので昨シーズンよりは得点も失点も増えると思います。しかし、超強力な攻撃陣が絡み合い、爆発的な火力を維持できれば昇格シーズン以来の上位も十分可能だと信じています。


2/23、今年もホーム開幕戦。相手は名古屋グランパス。吉田豊にとってはいきなりの古巣戦。その豊に今までの鳥栖とは違う、目覚めたエルニーニョの力を存分に見せつけて勝ち点3をとりましょう。

古都のサガンティーノ

サガン鳥栖サポーター。大学生。試合の日記、読了本、メモ等々日々の記録。

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