J1閉幕!

明治安田生命J1リーグ第34節 VS鹿島アントラーズ △0-0 @カシマスタジマム


今季のリーグ戦が終了&最終順位が確定しました。

鳥栖は引き分け以上で残留確定、鹿島も引き分け以上でほとんどACL出場権獲得。ここまで積み上げてきたものを失わないために、来年もJ1の舞台で戦うために、負けるわけにはいかない試合でした。

この節はすべての試合が14時キックオフ。同時進行でリーグが推移していきます。

キックオフ時点での順位表。カッコ内は得失点差。


13 ジュビロ磐田   41  (-11)

14 湘南ベルマーレ  40  (-5)

15 サガン鳥栖    40  (-5)

ーープレーオフ圏ーー

16 名古屋グランパス 40  (-7)


ジュビロは川崎と。湘南と名古屋の直接対決のスコアも気にしながら試合は進んでいきます。

鳥栖はスタメンはキーパー権田、バックスは右から小林、高橋ゆ、オマリ、三丸、中盤は右から福田、高橋秀、高橋義、小野、ツートップはトーレス&ドンゴン。

金崎はケガで帯同しなかったみたいですね。ここ一番で必要な戦力だっただけにちょっと残念。鹿島は大体予想通りのメンバー。


試合開始までには一つ不安だったのが、引き分け以上で残留、という結果を意識しすぎて固くなって序盤から相手にペースを渡してしまうことでした。しかし、いざ始まってみると、鳥栖イレブンは気負うことなく、のびのびとかつ激しくプレスをかけに行き、うまく鹿島をはめながら主導権を握っていました。立ち上がりは本当に素晴らしかった。点が取れていれば言うことなしでしたが、そこはまあ仕方ない。中盤からは鹿島も落ち着いてきて、支配されるようになりましたが、鳥栖にとってそれは織り込み済み。耐えに耐え忍んでいました。


それ以降は鳥栖も目立ったチャンスはなく、鹿島も無理に攻めていくようなことはせず、メンタル的には疲労がたまる試合でしたが、両チームともにドローでなんとか終えられましたね。

ゲーム自体はお世辞にもスペクタクルとは言えない、面白みに欠ける試合でしたが(笑)、それでもインテンシティーの強い、ハードで見応えはあるゲームでした。

これで鳥栖は残留確定。良かったです。最後の笛が鳴った瞬間は思わずため息とこのシーズンを振り返って、めちゃくちゃ疲れましたね…。



そして、他会場の試合。プレーオフに回るチームは湘南、名古屋、磐田の3チームに絞られました。湘南ー名古屋のゲームは2-2でドロー。湘南が二得点先制してこのままかなと思っていましたが、名古屋がジョーの執念の2PKでドローに持ち込みました。ジョーの二つ目のPKが決まったのが後半22分。この時、ジュビロー川崎は1-0でジュビロが優勢。このままでは名古屋です。後半38分、川崎が奈良のゴールで同点に追いつきます。これでもジュビロは残留して、名古屋がプレーオフに回ります。先に名古屋ー湘南が試合終了。名古屋の選手は絶望的な顔を浮かべていました。

ドラマはここからでした。後半90+5、川崎のラストプレー。家長がトラップから左サイドを切り裂いてグラウンダーのクロス。これをジュビロDFの大井がオウンゴール。そのまま試合終了。ジュビロは敗戦し、勝ち点41に5チームが並び得失点差でジュビロがプレーオフに回る劇的な幕切れ。

ジュビロにとっては天国から地獄。名古屋にとっては地獄からまさかの生還。ジョーの涙は印象的でしたね。








最終的な順位表。優勝は川崎フロンターレ(去年に続き、2連覇)。降格は長崎、柏、プレーオフは東京ヴェルディとジュビロ磐田でヤマハスタジアムで行われます。


1  川崎フロンターレ     69

2  サンフレッチェ広島    57

3  鹿島アントラーズ     56

4  北海道コンサドーレ札幌  55

5  浦和レッズ        51

6  FC東京           50

7  セレッソ大阪       50

8  清水エスパルス             49

9  ガンバ大阪          48

10   ヴィッセル神戸        45

11     ベガルタ仙台         45

12  横浜F・マリノス                   41

13  湘南ベルマーレ                     41

14  サガン鳥栖                            41

15    名古屋グランパス                  41

16  ジュビロ磐田                        41

17     柏レイソル                           39

18     V・ファーレン長崎              30


総括は置いといて。

一年間選手の皆さんお疲れ様でした。今年も一年間、毎週末は楽しい時間を過ごすことができました。来年の2月末から2019シーズンは開始します。それまでもう待ちきれない!!!

古都のサガンティーノ

サガン鳥栖サポーター。大学生。試合の日記、読了本、メモ等々日々の記録。

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