J2閉幕!

今日をもちまして、J2リーグが閉幕しましたね。J1と違い年間42試合、代表ウイークの時も変わらずにリーグ戦は行われ、激しい昇格争いが繰り広げられた今年のJ2も最終節。

上位2チームがJ1自動昇格で3位-6位が昇格プレーオフといってそこからトーナメントを行い、J1の16位のチームとJ1の座をかけて試合をするというまさに地獄の争い。


さて、最終的な順位は以下。数字は勝ち点

1 松本 77

2 大分 76

3 横浜 76

4 町田 76

5 大宮 71

6 東京V 71

7 福岡 70

8 山口 61

9 甲府 59

10 水戸 57      

11 徳島 56

12 山形 56

13 金沢 55

14 千葉 55

15 岡山 53

16 新潟 53

17 栃木 50

18 愛媛 48

19 京都 43

20 岐阜 42 

21 熊本 34

22 讃岐 31


松本山雅&大分トリニータ、昇格おめでとうございます。反町監督になってから二度目の昇格。さあ次こそは悲願の定着なるか。そして圧倒的な攻撃力で勝ち上がった大分は、その武器をJ1の舞台でも通用させることはできるか。同じ九州が上がってきたのはこちらとしても残留を目指すモチベーションアップにもつながるからいいですね。アビスパは来期もJ2なのでこちらもうれしい限り。


今年のJ2、こんなところで書き尽くすのはスペースまるで足りないので止めておきますが、いくつかトピックスを挙げるとすると

①町田ゼルビアの奮闘

②J1からの降格チームの苦戦(いわゆるJ2の沼)

③若手の台頭、覚醒


このみっつですかね。

一つ目の町田については、J1ライセンスのないチームが最終節に優勝の可能性を残して戦っていた(最終節勝てば優勝でしたからね)ということ。相馬監督のもとで全員がハードワークを重ね、開花した平戸選手(⇦鹿島からのレンタル)をはじめとして、素晴らしいサッカーを構築していきました。今シーズンは昇格できませんでしたが、サイバーエージェントが株式買収で筆頭株主となって経営に参画したことで設備面のレベルアップも期待でき、来期はいよいよ本格的にJ1参戦を目指す希望のシーズンとなることでしょう。

二つ目は昨年度J1から降格した3チーム、甲府、新潟、大宮が大体苦戦していたことでしょう。大宮はプレーオフ圏内に滑り込みましたが、甲府は9位という中位に甘んじ、そして新潟は一時期はJ3降格争いも繰り広げていましたからね。一度J2に落ちると昇格は容易ではありません。例えばジェフ千葉はJ2では屈指の戦力を有しながらもう8年も昇格できていませんし、おそらく昇格候補筆頭だったアビスパ福岡も今年はプレーオフ圏外となり、来期J2で戦うことが確定。井原監督も退任を余儀なくされました。やはり、そういう意味でもJ2に落ちるわけにはいきません。

三つ目、これは明るい話題ですね。今シーズンはJ1からのレンタルという形も含めて多くのヤングプレーヤーが試合に出場し、その才能を伸ばしていきましたね。そしてU21代表もアジアで成果を上げてワールドカップの出場権を獲得しました。

松本の前田大然、東京Vの井上潮音、藤本寛也、山口のオナイウ阿道、数え上げればきりがないですね。将来性豊かなタレントが経験を積むことができた貴重な一年だったと思います。


いよいよJ1も大詰め。野球も終わり、メインスポーツは終わりを迎えようとしています。

古都のサガンティーノ

サガン鳥栖サポーター。大学生。試合の日記、読了本、メモ等々日々の記録。

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