ここは今から
そう言えば日本代表戦、ありましたね。相手はベネズエラ。南米のチームの中では強いとは言えませんが南米ならではの独特のしぶとさがあり、侮れない相手です。日本はもうこれは固定されてきたといっていいでしょう。前線は大迫、南野、中島、堂安の4枚。ボランチが柴崎、遠藤。バックスが佐々木、吉田、冨安、酒井、キーパーはシュミットダニエル。
この相手にシュミットダニエルをぶつけるということは権田は彼よりも序列が下だと、森保監督からは思われているのでしょうか…。さすがに権田かわいそう。
まあ前線の四枚は流動的に流れてうまく周りを使いながら戦えていましたね。
テクニック、フィジカル、そして何よりトランジションのところでJリーガーとはレベルが違いますね。攻撃から守備、守備から攻撃のスピードがまるで違う。イニエスタがJリーグについて「常に一定のスピードで試合が推移しているのが一つの特徴」と何かのインタビューで答えていたようですが、確かにそこは一理ある。よく海外サッカーばかり見ている人が『Jリーグはスピード感に欠けるから面白くない』とか言っているのを耳にしますが、そういうわけではないのではなく、スピードが変わらない、という表現が正しいのではないでしょうか。確かにカウンターの時に全然攻めあがらないチームを見てて魅力的かといわれるとそうではないですが。
しかし、冨安と途中交代で入ってきた守田は素晴らしいですね。冨安はベルギーでガンガンやれていますし、守田はJリーグのルーキーの中でも一段高いところでプレーしている。明確な特徴があるわけではないプレイヤーなので(守備がウリではありますが)、でも欠かせない選手。頭の良い万能プレイヤーですね、要するに。中盤の選手としては理想的な形。あとはゴールにもっと迫るダイナミズムがあればってところでしょうか。
前線は4枚以外はやはり格落ち感が否めない。伊東もスピードは一級品ですが、「ゴールに向かうドリブル」をもっとして欲しいし、ドリブルスピード自体も爆発的かといわれると少し厳しいかなと。海外に早くいってほしい素材。杉本はなんで呼ばれているのかわからないですね。去年のリーグ21得点はまぐれでとれたものではないと思うんですがね…。鈴木優磨が見たかったのが本音。北川はいい選手なのはわかりますが、シンプルに代表に呼ばれてから日が浅いことによる硬さが見てうかがえます。ただ、連携あって輝くセカンドストライカー的な選手なのでこれからも継続して呼んでほしいかな。
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