三木谷マネー

三木谷社長が本気出してから面白いくらいに選手をかき集めているヴィッセル神戸。

昨シーズン10位に終わりましたが、夏場からイニエスタが入ったりとかなり来期に期待が持てるチームになってきましたね。

そして、シーズン終了直後にまたまたスーパースターの加入が…。


IN

FW

・ダビド ビジャ(⇦ニューヨーク シティ) 完全移籍

・小川慶二郎(⇦湘南ベルマーレ) レンタル復帰

MF

・山口蛍(⇦セレッソ大阪) 完全移籍

・ウエスクレイ(⇦セアラ―) レンタル復帰

DF

・初瀬亮(⇦ガンバ大阪) 完全移籍

・西大伍(⇦鹿島アントラーズ) 完全移籍

・小林友希(⇦神戸ユース) 昇格

GK

・伊藤元太(⇦松山工業高校)


OUT

FW

・長沢駿(⇒ベガルタ仙台) 完全移籍

・ハーフナーマイク(⇒バンコクユナイテッド) レンタル

・大槻周平(⇒モンテディオ山形) 完全移籍

・小林成豪(⇒大分トリニータ) 完全移籍

MF

・藤田直之(⇒セレッソ大阪) 完全移籍

・前田凌佑(⇒大分トリニータ) 完全移籍

・松下佳貴(⇒ベガルタ仙台) 完全移籍

DF

・北本久仁衛    契約満了

・高橋峻希(⇒柏レイソル) 完全移籍

・ティーラトン(⇒横浜FM) 完全移籍

・アフメド ヤセル(⇒アルサッド) レンタル終了



2,3年前までは選手を搔き集めいただけの寄せ集めといった印象が強かった神戸ですが、ポドルスキが加入してからはある程度明確なプランニングに沿った補強を展開しているように思えます。金はたんまりとあるので、あとは的確な補強と監督の腕の見せ所といった具合なんでしょうが。

特にイニエスタを補強して、中盤のクオリティはそれだけでJナンバーワンといっても差し支えないと思いますが、そこにつぶし役として山口蛍を補強したところ、それとサイドバックから攻撃の起点を作り出すために、西を鹿島アントラーズから補強した部分。この二人の補強はかなり素晴らしいですね。イニエスタをあまり守備に奔走させることをなくし、更にイニエスタにDFにとって守りづらい斜めからパスを入れることができる。まさにイニエスタのための補強といってもいいでしょう。

さらに昨シーズンはポドルスキのポジションを明確に定めることができず、しかもボールを受けに降りてきてしまい渋滞を引き起こし(守備もしないから穴になるし)…という悪循環を生む要因になっていましたが、ストライカーとしてダビドビジャを補強することでポドルスキはイニエスタと同じインサイドハーフにおいてポゼッションをする、ということがはっきりしましたね。ビジャはペップバルサ全盛期のサッカーを知っているので神戸にもたらすものが多いと思います。イニエスタは神戸に来てからは、バルサ時代よりかなり前目にプレーをすることが増えた(ゴールに直結するパスを数多く出しています)ので、今年はビジャとのホットラインを期待できるのではないのでしょうか。

敢えて言うのであればビルドアップに少し不安の残るセンターバック(大崎は問題ないと思いますが、渡部のほうが)を補強すれば文句なしの陣容が固まるのかなと。

そして残念な点を挙げると、こうした大型移籍の影響で生え抜きというか、これまで育ててきた選手がどんどんいなくなってしまうことですね、こればかりは仕方ないですが。松下や小林成豪(特に小林は昨シーズンJ2で飛躍したので、今年神戸でどんなプレイを見せるか楽しみではありましたが)、らの流出が悲しいですね。今年はユースから小林友希というセンターバックが昇格してきますが、彼にもカップ戦でいいので出場機会を与えて欲しいですね。一度従兄弟が出場した試合で彼のプレーを見たのですが、対人にはそれなりに強い印象を覚えたので、その部分をトップチームでも伸ばしていけばスタメンもそう遠くはないでしょう。


イニエスタがコンディション万全で迎える今シーズン、本領発揮の古橋や新加入のエース、ビジャらが奏でるハーモニーがとても楽しみです。


<ヴィッセル神戸>   ※数字はMAX10 MIN1

基本フォーメーション 4-3-3 (中盤逆三角形)

戦力…10

監督…6

攻撃力…10 

守備力…6

総合力…B


注目選手…ビジャ(36歳にしてJ初参戦。フォルランとなるかそれとも…?)

期待選手…古橋享梧(今最も伸び盛りのFW。15ゴールが目標かな)

期待若手選手…初瀬亮(ガンバ大阪ではスタメンをつかみきれなかった。ここで再起を)

古都のサガンティーノ

サガン鳥栖サポーター。大学生。試合の日記、読了本、メモ等々日々の記録。

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